初出勤に備えた準備の大切さを理解しよう
ここをチェックしよう
介護施設での仕事を希望し見事面接が通って内定を得たとしても即決はおすすめしません。多くの方が聞いたことのある言葉だと思いますが、世の中にはブラック企業やブラック職場と言われるような、法令や社会的なモラルに反した仕事を強いるところや、あまりにも悪条件での雇用を強いるところもあるためです。またこういったブラックな職場が悪質なのは、求人情報や面接時にはそのようなことを伝えず、相手が勤務を開始して逃げられなくなってから正体を明かすことが多い点です。
介護の世界では、現実に入所者への虐待が発生していてしかもそれを管理職が見て見ぬふりをしているようなところもありますし、正当な残業代の支給や有給の付与を行わないような職場もあります。このような職場で勤務をしてしまっては自分自身の人生すらも破壊されかねません。こうしたダメージを避けるためにも、転職活動の段階で施設が健全に運営されているのかどうか見学などを通してチェックをする必要があります。
では施設の見学時にどのようなポイントをチェックするのかですが、まずは見学申し込み時の対応をチェックしましょう。そもそもあまりに悪質な行為が常態化している施設であれば、見学の希望を伝えた場合に適切な対応をしてくれません。申し込み自体を受け入れてくれない場合もあります。そのような施設はブラックな職場の可能性が高いといえるでしょう。
また見学の申し込みを受け入れてくれたとしても、その際の電話対応があまりに雑なものであったり適当なものであったりした場合もしっかりとした職場ではない可能性が残ります。
次に実際に施設の見学時にチェックするべきポイントですが、これはその施設にいる人の雰囲気を見ることが大切です。その施設で働く人、その施設に入所したり通所するサービス対象者、そしてそのサービス対象者の家族を観察すると良いでしょう。その場に関係する人全員を観察することが大切です。
例えば、施設の職員の仕事はテキパキとした気持ちの良いものでしょうか。疲れた印象やだれた印象がする場合は仕事熱心な職員が少ないのかもしれませんし、経営も上手くいっていない可能性があります。またサービス残業や長時間労働が常態化しており、疲労が溜まっているのかもしれません。それに入居者やその家族の方が笑顔で過ごしているかどうかも入念にチェックしましょう。入居者やその家族の方が満足されていないのであれば、その施設には将来性があるとはいえないからです。
サイトについて
当WEBサイトの管理人は以前は別の仕事していたのですが、面白そうだしやりがいもありそうだと思って介護の仕事に転職しました。しかし希望にあふれたスタートであったものの、準備不足から初出勤以降苦い思いも何度か経験したため、同じような失敗をしてしまう方を減らすために当WEBサイトを作成しました。何かご意見ご要望などあれば【当WEBサイトメールフォーム】までご連絡ください。
介護の仕事の中でも本当に雇用条件が良い恵まれた求人は一般には公開されません。募集に対する応募が多くなりすぎてしまうので、募集側も人材紹介会社に初めのセレクションを任せているのです。そのため良い仕事に転職するためには良い非公開求人を持っている人材紹介会社を活用しましょう。
介護施設の業務内容は多岐に渡るため、初めのうちは全てを把握するのも大変です。全ての業務を満遍なく習熟していくのは難しいので、まずは得意分野を見つけると良いでしょう。そのためにも大体で構わないので、どのような業務の種類があるのかを把握してイメージを持つことが大切です。